札幌静脈瘤クリニックの特長
札幌静脈瘤クリニックは、札幌市中央区において、下肢静脈瘤を専門とするクリニックです。グルー治療・血管内治療を中心に、低侵襲な外科的治療や注射による硬化療法など、すべての治療を日帰り・保険診療で行っております。
下肢静脈瘤専門クリニック
(下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会認定施設)
グルー治療・血管内焼灼術(=ラジオ波カテーテル治療)を中心に、全ての下肢静脈瘤治療を日帰り・保険診療で行っております。
初診(エコー検査)→診断→手術→手術後再診(エコー検査)など、初診から通院終了までの一連の診療を専門医資格を持った医師が行います。
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患者さんに寄り添う治療
下肢静脈瘤は良性の疾患であり、必ずしも手術が必要な訳ではありません。
札幌静脈瘤クリニックでは、病状に関して充分な説明を行い、患者さんと一緒に最善の治療計画を立てます。
※入院での手術をご希望の場合は札幌厚生病院心臓血管外科、札幌医大病院心臓血管外科など市内提携病院をご紹介しますのでご相談ください。
各学会への参加
医学は日々進歩しており、1950年時点で医学知識が倍になるには50年かかっていましたが、1980年にはこれが7年になり、2010年には3年半になっています。
常に最新の知見を取り入れられるよう、下肢静脈瘤に関連のある専門学会(=静脈学会、脈管学会、血管外科学会、外科学会)に所属し、年に一度の学術集会には全て参加しております。
院長からのごあいさつ
診察から検査、手術、術後まで
一貫して患者さんをケアします。
初診時には問診から検査まで、お一人おひとりに充分時間をかけ、病状や治療法はもちろん、静脈瘤ではない症状についても、丁寧にご説明致します。
院長
石川 訓行
NORIYUKI ISHIKAWA
経歴
1997年 | 旭川医科大学医学部卒業,同大第一外科(心臓血管外科)入局 |
旭川医科大学病院第一外科・麻酔蘇生科・集中治療室,名寄市立総合病院胸部外科ほか関連病院での勤務 | |
2005年 | 心臓血管外科専門医取得 |
2007年 | Washington University in St. Louis, USA Barnes-Jewish Hospital, Vascular Surgery 留学 |
2009年 | 帰国後,旭川医科大学病院血管外科,仁楡会病院血管外科での勤務 |
2012年 | 札幌静脈瘤クリニック開設 |
2015年 | 医療法人化 クリニック名を「医療法人 札幌静脈瘤クリニック」へ変更 |
免許
1997年 第91回医師国家試験
専門医・認定資格
一般社団法人日本外科学会 外科専門医
一般社団法人日本脈管学会 脈管専門医
その他
特定非営利活動法人日本血管外科学会 血管内治療医
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会 血管内焼灼術認定医・指導医
診療案内
下肢静脈瘤とは
下肢静脈瘤は、静脈の中で血液の逆流防止の働きをしている“静脈弁”が壊れて血液が逆流・停滞することで発症し、遺伝、長時間の立ち仕事や出産などが原因となることが多い病気です。 性別では女性に多く、年齢とともに頻度は増加します。足の静脈が浮き出ている、だるい、むくむ、かゆい、痛い、つるといった症状を伴うことがあり、悪化すると湿疹や皮膚の変色・潰瘍・壊死、血栓性静脈炎などの合併症を発症することもあります。
下肢静脈瘤セルフチェック
1.足を見て静脈瘤をチェック
立った状態で、足の血管が浮き出ていないかチェック。 特にスネ、ふくらはぎを念入りに。 血管がボコボコと不自然に浮き出ていたり、蛇行している場合は、静脈瘤の疑いがあります。
※該当する方は→ 2.症状の有無をチェック
2.症状の有無をチェック
・足が重く感じる、だるい
・つりやすい(特に夜中)
・むくみやすい、腫れている
・足がかゆい、変色している
・血管が硬く触れる、痛い
※1つでもあてはまる症状があれば、受診をおすすめします。
下肢静脈瘤の治療方法
医療用接着剤を用いたグルー治療
静脈に挿入したカテーテルから医療用瞬間接着剤を注入して血管を閉塞させる治療法です。
特定のトレーニングを受けた医師が治療を行う場合は保険診療で行うことが出来ます。
グルー治療の利点
麻酔はカテーテル挿入部位1か所の局所麻酔のみで、広範囲の局所麻酔(=TLA麻酔)や静脈麻酔(=眠る麻酔)の必要がありません。
弾性ストッキング着用は原則必要なく、治療後の出血や神経障害などの合併症が少ないと言われています。
グルー治療の欠点
体内に異物(=グルー:医療用接着剤)が残存するため、治療数日後にアレルギーによるかゆみ等が生じることがあります。
最新の治療法ゆえに長期的にどのような経過をたどるかが不明です。
下肢静脈瘤血管内焼灼術
“高周波カテーテル治療”“血管内レーザー治療”
静脈の中に“高周波カテーテル”または“レーザーファイバー”を挿入し、膨らんだ静脈を高周波またはレーザーを用いて熱で縮めて閉塞させる治療法です。
従来の治療法(ストリッピング・高位結紮術など)と違い、メスを入れずに針穴から治療できるため、手術後の出血や痛み・神経障害などの合併症を減らすことができます。縮んで固まった静脈は、半年から1年で体内に吸収されます。
皮下脂肪の少ない方や皮膚の近くに静脈がある方は、固まった静脈を硬く触れたり、血管に沿って色素沈着が残ることがあります。
ストリッピング手術(下肢静脈瘤抜去術)
血管内焼灼術が行われる前は主流であった手術法で、下肢静脈瘤の原因となる静脈をワイヤーなどを使って抜き取る手術です。
静脈が2cm以上に膨らんでいる、曲がりくねっている、皮膚から浮き出ているような場合は血管内焼灼術の適応とならず、ストリッピング手術が必要となることがあります。
従来は腰椎麻酔で行うことが多く、入院が必要でしたが、現在はエコー装置で確認しながら血管の全周に局所麻酔をするため、手術後の痛みや合併症はほとんど無く、日帰りで行うことが可能です。
表在静脈瘤(コブ)の切除
表面に浮き出たコブは、血管内焼灼術の適応とはなりません。コブが気になる方は小さい傷から切除することもできます。
血管内焼灼術や、硬化療法と組み合わせて行うことが多い治療法です。
硬化療法
静脈瘤に硬化剤を注入し、炎症を起こさせて固める治療です。硬くなった静脈瘤は3~6か月で体内に吸収されます。
治療時間は5~10分程度で、外来で行うことができますが、しこりや色素沈着が残ってしまうことが多い治療法です。
施設・設備
札幌静脈瘤クリニックでは、適切な日帰り治療の実現と患者さんの満足度を高めるため、快適に過ごせる診療空間と設備を整えています。
当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しており、他院受診歴・薬剤情報・特定健診受診歴などの診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
手術機器
交通アクセス
アクセス方法
地下鉄でお越しの方
札幌市営地下鉄東西線「西18丁目」駅 5番出口(徒歩2分)
※昇降エレベーターをご利用の方は6番出口をご利用ください。
市電でお越しの方
「西15丁目」停留所(徒歩3分)
バスでお越しの方
JR北海道バス「医大病院前」停留所(徒歩1分)
お車でお越しの方
下記提携駐車場をご利用ください。
SNパーキング:1時間まで無料
パーキング能登屋:普通車20分まで無料。